2019年12月11日:インフォアクシア、Equall Entry社およびTetraLogical社によるアクセシビリティに関する国際的な業務提携

インフォアクシア、Equall Entry社、TetraLogical社のロゴ

2019年12月11日、株式会社インフォアクシアは、アメリカのEquall Entry社およびイギリスのTetraLogical社との三社によるアクセシビリティに関する国際的な業務提携を結びました。この新たなアライアンスにより、グローバル企業の欧米における規制やアクセシビリティ規格への対応のサポートを強化します。

グローバル企業は、国境を越えて利用者にコンテンツとサービスを提供しており、 各地域の法律や規格を理解して順守することの重要性が増しています。また、企業が国際的なアクセシビリティ戦略を成功させるには、文化や言語、取り巻く環境などの地域による差異も考慮することに大きな意味があります。

インフォアクシアは、Equall Entry社およびTetraLogical社との三社による国際的な業務提携により、以下のようにグローバル企業を支援します。

  • 日本のJIS X 8341-3 2016、アメリカのADA法、そして欧州のEN301 549などの法規制や規格の理解と順守
  • 欧米での障害者差別禁止に関する法律の下で増加する法的措置の回避
  • グローバルなアクセシビリティ戦略の立案と実行
  • より多くの顧客への良質なブランド体験の提供

インフォアクシア、Equal Entry社およびTetraLogical社は、アクセシビリティとインクルーシブデザインをグローバルに普及させていくことにおいて共に取り組んでまいります。このアクセシビリティに関する国際的な業務提携が進化するにつれ、クライアント企業様にオーダーメイドのソリューションを提供していけることを楽しみにしています。

各社代表のコメント

Equal Entry社(北米)のトーマス・ローガン氏(Thomas Logan)

アメリカでビジネスを展開する多くのグローバル企業は、アクセシビリティがどれほど変化したかを認識していません。 近年、アメリカでは、障害のあるアメリカ人法第3章(Americans with Disabilities Act Title III)を根拠としたWebアクセシビリティに関連する提訴件数が年間で数千件にも及んでいます。現在、企業にはすべての人々が利用できるソリューションを提供することが期待されています。

TetraLogical社の(英国および欧州)リオニー・ワトソン氏(Léonie Watson)

私たちの国際的な業務提携は、企業がグローバルなアクセシビリティ戦略を遂行するためにTetraLogical社、インフォアクシア、またはEqual Entry社をパートナーとして選択したときに、各社が有する知見や専門知識を自由に組み合わせられるというメリットを提供します。

株式会社インフォアクシア(日本)代表取締役の植木 真(Makoto Ueki)

日本の企業は、アクセシビリティに積極的に取り組む必要があります。その背景には、日本は世界中で最も高齢化が進んでいることも挙げられます。アクセシブルでインクルーシブなデザインは、障害のある人だけではなく、高齢の人を含むすべての顧客により良質な体験をもたらします。

提携各社のプロフィール

Equal Entryについて

Equal Entryは、アクセシビリティの専門家Thomas Loganによって2012年に設立されました。 10年以上にわたって、大企業と政府機関がアクセシビリティの目標を達成できるように支援した後、Loganはアクセシビリティに関する理論と実際の現場とのギャップを埋めるために、Equal Entry社を設立しました。 私たちは、障害を持つ人々が実際にテクノロジーをどのように使用しているかに焦点を当てており、これが私たちの成功の主な推進力であると信じています。

TetraLogicalについて

LéonieWatsonによって2019年に設立されたTetraLogicalは、インクルージョンをミッションとする企業です。 私たちは、業種を問わず、専門知識、経験、戦略、および開発サービスを提供することにフォーカスし、既存のテクノロジーと同様に新しいテクノロジーにも対応しています。 私たちが目指すインクルージョンは、コード、標準、コンプライアンスだけに留まりません。インクルージョンとは、さらにユーザーやその分析をも含み、そしてユーザーが本当に必要とするものを提供することです。

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